「SNS採用で本当に応募は増えるの?」「成功している会社は、何をしているのか知りたい」──そんな疑問をお持ちではありませんか。
SNS採用の成功事例とは、InstagramやTikTokなどのSNSでの発信をきっかけに、応募・問い合わせ・採用が増えた事例のことです。この記事では、弊社が支援した2社の事例、業界別のSNS採用のパターン、成功企業に共通するポイント、成果が出るまでの期間、自社に取り入れる手順までを解説します。SNS採用を始めるか迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の要点
- SNS採用の成功は、フォロワー数ではなく「応募・問い合わせ・採用」で判断する
- 弊社の支援では、警備会社で採用問い合わせ200件超、整体・マッサージ系サロンで80件超につながった
- 成功企業の共通点は「ターゲットが明確」「人と職場を見せる」「導線がある」「続けて改善する」の4つ
- 成果が見えるまでには数か月かかるため、半年程度で判断するのがおすすめ
- 取り入れるときは、目的→媒体→発信の型→導線→振り返りの順に準備する
SNS採用の成功事例とは?成功かどうかの見方
SNS採用の成功かどうかは、フォロワー数や再生数ではなく、応募・問い合わせ・採用の数で判断します。SNS採用とは、SNSで会社や仕事の情報を発信し、求職者に知ってもらって応募につなげる採用方法です。
| 段階 | 見る数字 | 意味 |
|---|---|---|
| 知ってもらう | 再生数・閲覧数・フォロワー数 | どれだけの人に届いたか |
| 興味を持ってもらう | プロフィールへのアクセス・保存・コメント | 会社に関心を持った人の数 |
| 行動してもらう | 採用ページのクリック・DM・問い合わせ | 応募を考えた人の数 |
| 採用する | 応募数・面接数・採用数 | 採用の成果 |
求職者がSNSを見る機会は増えています。株式会社InitialSiteの「就活生・新卒社会人400人調査」(2026年5月実施・インターネット調査・企業SNSやショート動画の閲覧経験がある400人)では、企業SNSが応募・選考参加の判断に「大きく影響した」「やや影響した」人は合わせて69.3%でした。SNSは「見られるかどうか」より、「応募の判断材料になっているか」で評価しましょう。数字の決め方は採用SNSの効果測定で詳しく解説しています。
SNS採用の成功事例|弊社が支援した2社
弊社が支援した中から、SNS採用で採用問い合わせが増えた2社を紹介します。どちらもInstagramとTikTokを組み合わせ、問い合わせまでの導線を設計しました。

| 項目 | 警備会社 | 整体・マッサージ系サロン |
|---|---|---|
| 使ったSNS | Instagram・TikTok | Instagram・TikTok |
| フォロワー | Instagram 4万 / TikTok 15万 | Instagram 1万 / TikTok 5,000 |
| 月間再生数 | 1,000万回超え | 750万回超え |
| 採用問い合わせ | 200件超 | 80件超 |
| 支援内容 | ショート動画の企画/投稿設計/アカウント改善/問い合わせ導線の設計 | |
警備会社:知られていない仕事を、SNSで知ってもらった
警備の仕事は、求人票だけでは仕事の中身や働く人が伝わりにくい職種です。InstagramとTikTokで発信を続け、アカウントの見せ方と問い合わせまでの導線を整えた結果、月間再生数1,000万回超え・採用問い合わせ200件超につながりました。
整体・マッサージ系サロン:小さな職場でも応募のきっかけを作れた
求人広告に大きな費用をかけにくいサロンでも、SNSで職場の様子と働く人を伝えることで、採用問い合わせ80件超につながりました。フォロワーが数千〜1万人規模でも、届けたい相手に届いていれば採用の成果は出ます。動画の作り方に注目した事例は採用動画の成功事例、Instagramに絞った事例はInstagram採用の成功事例で紹介しています。
業界別のSNS採用事例|使われる媒体と発信のパターン
SNS採用でうまくいっている企業は、採用したい相手がよく使うSNSを選び、業界ごとの「不安」に答える発信をしています。下の表は、業界別によく見られるパターンです(特定の企業の成果を示すものではありません)。

| 業界・職種 | よく使われるSNS | 発信のパターン |
|---|---|---|
| 警備・建設などの現場職 | TikTok、Instagram | 仕事の中身、1日の流れ、先輩と新人の会話 |
| 美容・サロン | 職場の雰囲気、技術、スタッフの成長 | |
| 飲食・アルバイト | TikTok、Instagram | スタッフの人柄、仕事のあるある、まかない |
| 介護・医療 | 先輩の声、チームの雰囲気、研修の様子 | |
| IT・事務系 | X、YouTube | 働き方、社員の考え、仕事の進め方 |
総務省情報通信政策研究所の「令和7年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(2025年12月1〜7日・13〜79歳の1,800人)では、全年代の利用率はYouTube 81.5%、Instagram 54.8%、X 44.7%、TikTok 36.7%でした。どのSNSにも多くの利用者がいるため、「どれが一番か」ではなく「採用したい相手がどこにいるか」で選ぶことが大切です。職種ごとの選び方は採用SNSは職種別に使い分けるをご覧ください。
SNS採用に成功した企業に共通するポイントは?
成功している企業には、「ターゲットが明確」「人と職場を見せる」「応募までの導線がある」「続けて改善する」の4つが共通しています。

- ターゲットが明確:「20代・未経験・地元で働きたい人」のように、届けたい1人を決めている
- 人と職場を見せる:会社の宣伝ではなく、働く人の表情や職場の日常を発信している
- 応募までの導線がある:プロフィールに職種・勤務地と採用ページへのリンクがあり、DMでも相談できる
- 続けて改善する:応募につながった投稿を振り返り、反応のよい企画をくり返している
InitialSiteの調査(第一弾)では、企業SNSを参考にした人のうち76.3%が「企業のSNSを探したが見つからなかった」経験があると答えました(「よくあった」「時々あった」の合計)。SNSで発信しているだけで、比較の候補に残れる可能性が上がります。ターゲットの決め方は採用SNSのペルソナ設計、導線の作り方は採用SNSの導線設計で解説しています。
SNS採用で成果が出るまでの期間は?
SNS採用は、成果が見えるまでに数か月かかるのが一般的で、半年程度を目安に判断するのがおすすめです。投稿がたまり、反応のよい企画の型が見つかってから、応募が増えていきます。

| 時期の目安 | やること | 見る数字 |
|---|---|---|
| 1〜2か月目 | プロフィール・導線を整え、いろいろな企画を試す | 再生数、保存、フォロー |
| 3〜4か月目 | 反応のよい企画を見つけ、型にする | プロフィールへのアクセス、リンクのクリック |
| 5〜6か月目 | 型をくり返し、応募につながる投稿を増やす | DM・問い合わせ・応募数 |
上の表は、弊社が支援するときの進め方の目安です。業界や投稿本数によって前後します。最初の1〜2か月で応募が少なくても、すぐにやめないことが大切です。弊社の契約期間を6ヶ月〜としているのも、型を見つけて応募につなげるまでに一定の期間が必要だからです。
SNS採用の成功事例を自社に取り入れる手順は?
成功事例を取り入れるときは、「目的を決める→媒体を選ぶ→発信の型を決める→導線を整える→振り返る」の5ステップで進めます。

| 手順 | やること |
|---|---|
| 1. 目的を決める | 採用したい職種・人数と、応募数などの目標を決める |
| 2. 媒体を選ぶ | ターゲットがよく使うSNSを1〜2個選ぶ |
| 3. 発信の型を決める | 事例を参考に、1日密着・先輩の声などの型を2〜3個決める |
| 4. 導線を整える | プロフィール、採用ページ、応募フォームを準備する |
| 5. 振り返る | 月1回、応募につながった投稿を確認し、次の企画に反映する |
事例の見た目を真似するより、自社の社員が自分の言葉で話す発信のほうが、応募する人の信頼につながります。社内に担当者がいない場合は、企画と分析だけを外部に任せる方法もあります。株式会社Add Valueは、企業ごとに施策を変えながら採用の成果にコミットするSNS運用代行会社です。採用目的のSNS運用を企画から撮影・編集・投稿・分析までお受けし、大枠のプランをもとに、初回MTGとヒアリングシートの回答を踏まえてカスタマイズし、認識をすり合わせてから運用を始めます(Aプラン月額30万円・6投稿/月〜。契約期間6ヶ月〜)。
現場系の業界で何を見せるかは、建設業の採用が難しい理由で詳しく解説しています。
SNS採用の成功事例でよくある質問
Q. SNS採用の成功は何で判断すればいいですか?
A. フォロワー数や再生数ではなく、応募・問い合わせ・採用の数で判断します。途中の段階では、プロフィールへのアクセスや採用ページのクリックも確認しましょう。
Q. SNS採用で成果が出るまでどのくらいかかりますか?
A. 成果が見えるまでには数か月かかるのが一般的です。投稿がたまり、反応のよい企画の型が見つかってから応募が増えるため、半年程度を目安に判断するのがおすすめです。
Q. SNS採用に向いている業界はありますか?
A. 警備・建設などの現場職、美容・サロン、飲食、介護など、求人票だけでは仕事や職場の雰囲気が伝わりにくい業界は特に相性がよいです。弊社の支援では、警備会社で採用問い合わせ200件超につながりました。
Q. フォロワーが少なくてもSNS採用は成功しますか?
A. 成功します。大切なのは採用したい相手に届いているかどうかです。弊社が支援した整体・マッサージ系サロンは、Instagram 1万・TikTok 5,000フォロワーで採用問い合わせ80件超につながりました。
Q. SNS採用はどのSNSから始めればいいですか?
A. 採用したい相手がよく使うSNSから始めます。現場職や若手のアルバイトならTikTok、美容や介護ならInstagramなど、職種とターゲットに合わせて1〜2個に絞るのがおすすめです。
Q. SNS採用でよくある失敗は何ですか?
A. よくあるのは、再生数だけを追って何の会社かわからない投稿が増えること、プロフィールに応募先がないこと、数か月で更新が止まることです。目的と導線を決めてから始め、続けられる体制を作りましょう。
警備業界の採用については、警備員の採用が難しい理由とSNS活用で詳しく解説しています。
まとめ:SNS採用の成功事例から「型」と「導線」を学ぼう
- SNS採用の成功は、フォロワー数ではなく応募・問い合わせ・採用で判断する
- 弊社の支援事例では、警備会社で採用問い合わせ200件超、整体・マッサージ系サロンで80件超
- 成功企業の共通点はターゲットが明確・人と職場を見せる・導線がある・続けて改善する
- 成果が見えるまでには数か月かかる。半年程度を目安に判断する
- 取り入れるときは、目的→媒体→発信の型→導線→振り返りの順に進める
「自社の業界でもSNS採用はうまくいくのか知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。SNS採用の全体像はSNS採用とは?、採用にSNSが必要な理由は採用にSNS活用が必要な理由もあわせてご覧ください。
参考情報(2026年11月2日確認)
株式会社Add Value 代表
企業ごとに施策を変えながら採用の成果にコミットするSNS運用代行会社を経営。Instagram・TikTok・採用媒体・Threads・YouTube・Meta広告・簡易採用LPまで対応し、約20案件を並行支援。警備会社のSNS採用で問い合わせ200件超、支援先の月間再生数は1,000万回超えなどの実績を持つ。


