採用動画の制作会社の選び方|費用相場・タイプ別に比較

「採用動画を外注したいけれど、制作会社がたくさんあって選べない」「見積もりの金額がバラバラで、どこを比べればいいのかわからない」──そんなお悩みはありませんか。

採用動画の制作会社とは、求職者に向けた会社紹介・社員インタビュー・ショート動画などの企画、撮影、編集を請け負う会社です。得意な動画や料金の決め方は会社のタイプによって大きく違います。この記事では、制作会社のタイプ、費用相場、比較ポイント、発注前に決めることまでを解説します。依頼先を探している方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の要点

  • 採用動画の依頼先は、映像制作会社・採用支援会社・SNS運用会社・フリーランスの4タイプ
  • 費用は、会社紹介ムービーが1本30万〜300万円程度、ショート動画の継続制作が月20万〜50万円程度が目安
  • 比較は、採用目的の実績・得意な動画の種類・見積もりの内訳・公開後の支援・権利の扱いの5点
  • 発注前に、目的・ターゲット・使う場所・本数・予算・社内の担当者を決めておく
  • 長く使う1本なら映像制作会社、SNSで続けるならショート動画に強い会社が向いている
目次

採用動画の制作会社とは?依頼できること

採用動画の制作会社には、企画・台本、撮影、編集、公開後の運用や分析までを依頼できます。どこまで対応するかは会社によって違うため、最初に「どこまで任せたいか」を整理しておくことが大切です。

工程主な内容
企画・台本目的とターゲットの整理、動画の構成、出演者や撮影場所の決定
撮影撮影機材の準備、現場での撮影、インタビューの進行
編集カット編集、テロップ、BGM、ナレーション、縦型・横型への書き出し
公開・運用採用サイトやSNSへの投稿、広告配信
分析・改善再生数や応募数を見て、次の動画の企画に反映

「動画を作ること」と「動画で応募を増やすこと」は別の仕事です。動画を納品して終わる会社もあれば、公開後の運用と分析まで支える会社もあります。採用動画の種類や作り方の基本は採用動画とは?でまとめています。

採用動画の制作会社のタイプは?4つの違い

採用動画の依頼先は、映像制作会社・採用支援会社・SNS運用会社・フリーランスの4タイプに分けられます。作りたい動画と、公開後にどう使うかで選びます。

映像の品質が高く会社紹介ムービーに強い映像制作会社、求人票や採用サイトとまとめて頼める採用支援会社、ショート動画を続けて作り運用まで任せられるSNS運用会社、費用を抑えやすいフリーランスという採用動画の依頼先4タイプの図解スライド
タイプ得意なこと注意点向いている会社
映像制作会社撮影・照明・編集の品質が高い会社紹介ムービー採用の知識や公開後の運用は会社による採用サイトや説明会で長く使う1本がほしい
採用支援会社(求人広告など)求人票・採用サイト・動画をまとめて設計動画は外部に再委託している場合がある採用活動全体を見直したい
SNS運用会社(ショート動画)ショート動画の企画・撮影・投稿・分析を継続長尺の作り込んだ映像は対応外のこともあるTikTokやInstagramで続けて発信したい
フリーランス撮影・編集を比較的安く依頼できる企画や進行管理は自社で行うことが多い社内で企画を考えられ、作業だけ頼みたい

フリーランス(個人で働く事業者)に依頼する場合は、ルールにも注意が必要です。厚生労働省によると、2024年11月1日に施行されたフリーランス・事業者間取引適正化等法により、フリーランスに業務を委託する発注事業者には、取引条件の明示や、給付を受領した日から原則60日以内の報酬支払などが義務付けられています。個人に頼むときも、業務内容・報酬・納期を書面やメールで残しておきましょう。

採用動画の制作会社に依頼する費用相場は?

採用動画の制作費用は、会社紹介ムービーが1本30万〜300万円程度、ショート動画の継続制作が月20万〜50万円程度(月6〜12本)、ショート動画の単発制作が1本5万〜20万円程度が目安です。

費用が上がる要素は撮影日数と場所の数・出演者やナレーター・ドローンやアニメーション・修正回数、費用を抑える工夫は撮影を1日にまとめる・社員が出演する・インタビュー中心にする・1回の撮影から複数本を作ることという採用動画の制作費の考え方の図解スライド
依頼内容費用の目安主な依頼先
会社紹介ムービー(単発)1本30万〜300万円程度映像制作会社、採用支援会社
社員インタビュー動画撮影人数や本数で変動(会社紹介ムービーとセットで依頼されることが多い)映像制作会社、採用支援会社
ショート動画(継続制作)月20万〜50万円程度(月6〜12本)SNS運用会社
ショート動画(単発制作)1本5万〜20万円程度SNS運用会社、フリーランス

費用が上がるのは、撮影日数や撮影場所が増える、プロの出演者やナレーターを使う、ドローンやアニメーションを入れる、修正回数が多いといった場合です。逆に、撮影を1日にまとめる、社員が出演する、1回の撮影から長尺とショートを複数本作るといった工夫で費用を抑えられます。料金の内訳は採用動画の相場はいくら?で詳しく紹介しています。

弊社の制作体制と料金

株式会社Add Valueは、企業ごとに施策を変えながら採用の成果にコミットするSNS運用代行会社です。約20案件を並行して支援しており、採用目的のショート動画は専属カメラマンと各専門クリエイターが企画・台本から撮影・編集まで担当します。投稿・分析に加えて採用媒体やMeta広告の運用にも対応し、動画を作って終わりにはしません。料金はAプラン月額30万円(6投稿/月)、Bプラン月額45万円(10投稿/月)、Cプラン月額55万円(12投稿/月)です(契約期間6ヶ月〜。動画の内容・工数・媒体数により変動します)。

採用動画の依頼先、どのタイプが合うか迷っていませんか?

採用したい職種と予算をうかがい、作るべき動画と依頼範囲を整理してご提案します。

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採用動画の制作会社を比較するポイントは?

制作会社を比べるときは、「採用目的の実績があるか」と「作りたい動画の種類が得意か」を最初に確認します。比較の観点は次の5つです。

採用目的の実績、得意な動画の種類、見積もりの内訳、公開後の支援、権利と二次利用の扱いという採用動画の制作会社を比べる5つのポイントの図解スライド
比較ポイント確認すること
1. 採用目的の実績応募や問い合わせにつながった事例があるか、自社と近い業界・職種の実績があるか
2. 得意な動画の種類会社紹介ムービーが得意か、ショート動画を継続して作れるか
3. 見積もりの内訳企画・撮影日数・編集・修正回数・出演者費用が分けて書かれているか
4. 公開後の支援納品で終わるか、投稿・分析・改善まで支えてくれるか
5. 権利と二次利用動画の著作権の扱い、SNSや広告への転用、元データの受け渡し

特に見落としやすいのが5つ目です。採用サイト用に作った動画を、あとからSNSや求人広告に使いたいというケースは多くあります。使える場所と期間、編集し直してよいかを、契約の前に確認しておきましょう。弊社が支援した警備会社では、ショート動画と問い合わせ導線を合わせて設計し、採用問い合わせ200件超につながりました。実績を見るときは、再生数だけでなく応募や問い合わせの数字を聞いてみてください。採用SNSの依頼先選びは採用に強いSNS運用代行の選び方でも解説しています。

採用動画の制作会社に発注する前に決めることは?

発注前に決めておきたいのは、目的・ターゲット・使う場所・本数・予算・社内の担当者の6つです。これを決めずに相談すると、提案や見積もりを同じ条件で比べられません。

目的と成果の数字、採用したいターゲット、動画を使う場所、本数と長さ、予算、社内の担当者と出演者という採用動画の発注前に決める6つの項目のチェックリストの図解スライド
  • 目的と成果の数字:応募数・説明会の参加数・職場見学の申込数など
  • ターゲット:新卒・中途・アルバイト、職種、経験の有無
  • 使う場所:採用サイト、説明会、TikTok・Instagram・YouTube、求人広告
  • 本数と長さ:長尺1本か、ショート動画を毎月か
  • 予算:1本あたり、または月あたりの上限
  • 社内の担当者と出演者:撮影の調整役と、出演してくれる社員

動画の内容は、求人票の条件と食い違わないようにします。厚生労働省は、インターネットやX等のSNSを含む広告で労働者を募集する場合も、職業安定法により虚偽の表示や誤解を生じさせる表示をしてはならないと周知しています。制作会社に任せる場合も、最終確認は自社で行いましょう。ターゲットの決め方は採用SNSのペルソナ設計、成果の測り方は採用SNSの効果測定が参考になります。

制作会社に依頼する流れ

目的とターゲットと予算を決める準備、2〜3社に同じ条件で相談して見積もりを取る、構成を確認して企画と撮影を進める、応募数を見て公開後に改善するという採用動画を制作会社に依頼する4つの流れの図解スライド

依頼の流れは「準備→相談・見積もり→企画・撮影→公開・改善」です。準備の段階で6つの項目を決めておけば、2〜3社に同じ条件で相談でき、提案と見積もりを公平に比べられます。公開後は、応募数や問い合わせ数を見て次の動画に活かしましょう。

採用動画を制作会社に依頼するメリット・デメリットは?

制作会社に依頼するメリットは品質の高い動画を、社内の手間を抑えて作れること、デメリットは費用がかかり、社内にノウハウが残りにくいことです。

メリットデメリットと対策
撮影・編集の品質が上がり、会社の印象がよくなる費用がかかる → 1回の撮影から長尺とショートを複数本作り、使い回す
企画や構成のノウハウを使える任せきりだと社内に知見が残らない → 企画の意図や数字の見方を共有してもらう
担当者の時間を本来の採用業務に使える職場の雰囲気がずれることがある → 撮影前に「伝えたいこと」と「NG」を共有する

外注しても、「誰に何を伝えるか」を決めるのは自社の役割です。社内に撮影・編集できる人がいて続けられる体制があるなら、企画と分析だけを外部に頼む分担もできます。外注と内製の考え方はSNS採用代行の費用相場でも紹介しています。

採用動画の制作会社でよくある質問

Q. 採用動画の制作会社に依頼する費用はいくらですか?

A. 会社紹介ムービーを1本作る場合は30万〜300万円程度、ショート動画を継続して作る場合は月20万〜50万円程度(月6〜12本)、ショート動画を単発で作る場合は1本5万〜20万円程度が目安です。

Q. 採用動画の制作会社はどう選べばいいですか?

A. 採用目的の実績、得意な動画の種類、見積もりの内訳、公開後の支援、権利と二次利用の扱いの5点を比べます。長く使う1本なら映像制作会社、SNSで続けるならショート動画に強い会社が向いています。

Q. 採用動画の制作期間はどのくらいですか?

A. 会社紹介ムービーは企画から納品まで1〜3か月程度かかることが多く、ショート動画は撮影から数日〜2週間程度で公開できることが多いです。撮影の日程調整に時間がかかるため、早めに相談しましょう。

Q. 見積もりは何社から取ればいいですか?

A. 2〜3社から取ると比べやすくなります。依頼内容(本数・長さ・撮影日数・修正回数)をそろえて伝えると、金額の違いの理由がわかります。

Q. 制作した採用動画をSNSや広告に使ってもいいですか?

A. 契約の内容によります。動画の著作権の扱いや、使える場所と期間、編集し直してよいかを契約前に確認しておきましょう。

まとめ:採用動画の制作会社は「タイプ」と「公開後」で選ぼう

  • 依頼先は、映像制作会社・採用支援会社・SNS運用会社・フリーランスの4タイプ
  • 費用は、会社紹介ムービーが1本30万〜300万円程度、ショート動画の継続制作が月20万〜50万円程度
  • 比較は採用目的の実績・得意な動画・見積もりの内訳・公開後の支援・権利の扱いの5点
  • 発注前に、目的・ターゲット・使う場所・本数・予算・社内の担当者を決める
  • 動画の内容は求人票の条件と食い違わないよう、自社で最終確認する

「ショート動画で応募を増やしたい」「どこまで外注すればいいか相談したい」という方は、お気軽にご相談ください。応募が集まった動画の例は採用動画の成功事例もあわせてご覧ください。

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監修者 佐々木啓吾

監修:佐々木啓吾

株式会社Add Value 代表

企業ごとに施策を変えながら採用の成果にコミットするSNS運用代行会社を経営。Instagram・TikTok・採用媒体・Threads・YouTube・Meta広告・簡易採用LPまで対応し、約20案件を並行支援。警備会社のSNS採用で問い合わせ200件超、支援先の月間再生数は1,000万回超えなどの実績を持つ。

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