採用に強いSNS運用代行とは、投稿を代わりに作るだけでなく、「応募・問い合わせ」までの設計と改善を一緒に担ってくれる会社のことです。選ぶときは、フォロワー数や再生数ではなく「採用の成果で話ができるか」を基準に比較しましょう。
「採用目的でSNSを始めたいが、社内に担当者がいない」「代行会社が多すぎて、どこに頼めばいいかわからない」と感じていませんか?この記事では、TikTok・Instagramの採用支援で問い合わせ200件超を生んできた弊社が、採用SNS運用代行の比較ポイントと、失敗しない依頼先の選び方を解説します。外注を検討中の採用担当の方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
- 採用SNS運用代行に任せられる業務の範囲と費用の考え方
- 採用目的で代行会社を比べるときの5つの比較ポイント
- 見積もり・契約書で必ず確認したい項目
- 依頼する前に社内で決めておくべき3つのこと
- SNSで労働者を募集するときの表示ルール(職業安定法)
採用SNS運用代行とは(できること・費用の目安)

採用SNS運用代行は、採用につなげることを目的に、InstagramやTikTokなどの運用を外部の専門会社に任せるサービスです。集客や売上を目的とした一般的なSNS運用代行とは、ゴールが「応募・問い合わせ」である点が大きく違います。
代行会社に任せられる業務
任せられる範囲は会社によって異なりますが、採用目的の場合はおおむね次の5つに分けられます。
| 業務 | 主な内容 | 採用目的で大事な点 |
|---|---|---|
| 採用設計 | ターゲット・媒体・KPIの設計 | 採りたい人物像から逆算する |
| 企画・台本 | 投稿テーマ、ショート動画の構成 | 仕事のリアルや社員の人柄を伝える |
| 撮影・編集 | 現場での撮影、テロップ入れ | 社員の負担を減らす段取り |
| 投稿・導線 | 投稿作業、プロフィール整備 | 応募ページへの行き先を明確にする |
| 分析・改善 | 数値の振り返り、次月の企画 | 応募数・問い合わせ数まで追う |
注意したいのは、「投稿作業だけ」「編集だけ」といった一部の代行です。採用で成果を出すには、設計から改善までがつながっていることが欠かせません。
費用の目安は「任せる範囲」で決まる
費用は、投稿本数よりもどこまでの工程を任せるかで大きく変わります。企画・撮影・編集まで任せれば高くなり、投稿作業だけなら安くなるのが一般的です。参考までに、弊社の料金はAプランが月額30万円(6投稿/月)、Bプランが月額45万円(10投稿/月)、Cプランが月額55万円(12投稿/月)です(契約期間6ヶ月〜)。
料金の内訳や相場の考え方は、SNS採用代行の費用相場とSNS運用代行の費用相場で詳しく解説しています。この記事では、金額よりも「どこに頼むか」の判断軸に絞ってお伝えします。
採用目的なら確認すべき5つの比較ポイント

結論から言うと、採用目的の代行会社は「採用の成果で実績を語れるか」で選ぶのが一番の近道です。次の5つを順番に確認していきましょう。
① 採用目的での支援実績があるか
集客や売上のSNS運用が得意でも、採用で成果を出せるとは限りません。実績を聞くときは、フォロワー数や再生数だけでなく、「応募や問い合わせが何件増えたか」まで説明できるかを確認しましょう。自社と近い業界・職種の事例があれば、なお安心です。
② 応募から逆算したKPIを提案してくれるか
良い代行会社は、最初の打ち合わせで「何名採用したいか」「そのために何件の応募が必要か」を一緒に整理してくれます。再生数やフォロワー数はあくまで途中の指標です。KPIの決め方は採用SNSの効果測定|KPIの決め方もあわせてご覧ください。
③ 社員を主役にした企画と撮影ができるか
採用SNSで求職者が知りたいのは、仕事のリアルと一緒に働く人の雰囲気です。企画・台本づくりから撮影まで任せられるか、撮影時に社員の負担をどう減らすかを具体的に聞いてみましょう。
④ 応募までの導線を設計してくれるか
動画が見られても、応募ページへの行き先がわからなければ成果にはつながりません。プロフィール文、リンク先、DMや公式LINEでの受け答えまで含めて提案があるかを確認しましょう。詳しくは採用SNSの導線設計で解説しています。
⑤ 採用の表示ルールに配慮できるか
見落とされがちですが、採用SNSには守るべきルールがあります。職業安定法では、SNSを含む広告で労働者の募集情報を出すとき、虚偽の表示や誤解を生じさせる表示をしてはならないとされています。さらに厚生労働省のリーフレット(2024年12月)では、SNS等で直接募集する際に「氏名(名称)・住所・連絡先・業務内容・就業場所・賃金」の6情報を記載する必要があると示しています。
同じリーフレットでは、連絡先はSNSのメッセージ機能だけでは足りず、電話番号・メールアドレス・自社サイトの専用問い合わせフォームへのリンクのいずれかが必要とされています。「バズればいい」ではなく、ルールを踏まえて募集投稿を作れる会社を選びましょう。
| 比較ポイント | 商談で聞きたい質問 |
|---|---|
| 採用の実績 | 採用目的の支援で、応募・問い合わせは何件増えましたか? |
| KPI設計 | 採用人数から逆算して、どんな指標を追いますか? |
| 企画・撮影 | 台本づくりと撮影はどこまで任せられますか? |
| 導線設計 | プロフィールや応募ページまで提案してもらえますか? |
| 表示ルール | 募集投稿で記載が必要な情報をどう確認していますか? |
見積もり・契約で見るべき項目

見積もりで大切なのは、金額の安さより「何が含まれていて、何が含まれていないか」がはっきりしていることです。月額が同じでも、撮影費や修正回数の扱いで実際の負担は大きく変わります。
見積もりで確認したい6項目
| 項目 | 確認するポイント |
|---|---|
| 業務範囲 | 設計・企画・撮影・編集・投稿・分析のどこまで含むか |
| 投稿本数と媒体 | 月の本数、InstagramとTikTokの両方か片方か |
| 撮影 | 撮影の回数、交通費や出張費が別途かどうか |
| 修正回数 | 台本・動画の修正は何回まで無料か |
| レポート | 報告の頻度と、応募数まで振り返るかどうか |
| 初期費用 | アカウント設計や初回撮影の費用が別にかかるか |
契約で確認したい3つのこと
- 契約期間と解約条件:最低契約期間、途中解約の扱い、更新のタイミング
- アカウントと素材の権利:アカウントの所有者は自社か、撮影した動画を契約後も使えるか
- 情報の取り扱い:社員の顔や社内の映像、応募者の情報をどう管理するか
特にアカウントの権利は重要です。アカウントは必ず自社名義で作り、ログイン情報も自社で管理しましょう。代行会社を変えても、積み上げた投稿とフォロワーが手元に残ります。
依頼前に社内で決めておくこと

外注しても、すべてを丸投げできるわけではありません。「採用目標」「社内体制」「応募の受け皿」の3つを先に決めておくと、代行会社との打ち合わせが早く進み、成果も出やすくなります。
① 採用目標とターゲット
「いつまでに・どの職種を・何名」採用したいかを決めておきましょう。あわせて、新卒か中途か、未経験歓迎かなど、届けたい人物像を言葉にしておくと、企画の方向性がぶれません。
② 社内の担当者と確認フロー
窓口となる担当者、撮影に協力してくれる社員、投稿前に確認する人を決めておきます。確認者が多すぎると投稿が遅れがちです。確認は1〜2名に絞り、判断の基準を最初に共有しておくとスムーズです。
③ 応募・問い合わせの受け皿
SNSを見た人が次に行く場所として、採用ページや応募フォーム、公式LINEなどを用意しておきましょう。問い合わせが来たときに誰が・いつまでに返信するかも決めておくと、せっかくの応募を取りこぼしません。
この3つが決まっていれば、代行会社との最初の打ち合わせで「目標に対して何本・どの媒体で・どんな内容を発信するか」まで具体的に話せます。逆に決まっていないと、提案が一般論になり、各社の見積もりを同じ条件で比べられません。比較の精度を上げるためにも、社内の準備は先に済ませておきましょう。
当社の支援内容と実績

弊社は、企業ごとに施策を変えながら採用の成果にコミットするSNS運用代行会社です。選ばれる理由は3つあります。1つ目は、SNS以外の採用媒体(リクルート、ジョブメドレーなど)も運用できること。2つ目は、SNS運用と広告運用を一気通貫で担当し、目標採用人数から問い合わせ数や広告の数値を逆算して、求めている人に動画を届けること。3つ目は、専属カメラマンと各専門クリエイターによる高品質の動画作成が可能なことです。動画を作って終わりにはせず、問い合わせ導線の設計まで担当します。大枠のプランをもとに、初回MTGとヒアリングシートの回答を踏まえてカスタマイズし、認識をすり合わせてから運用を始めます。
採用支援の実績
| 業種 | アカウント規模 | 成果 |
|---|---|---|
| 警備会社 | Instagram 4万フォロワー / TikTok 15万フォロワー | 月間再生数1,000万回超え、採用問い合わせ200件超 |
| 整体・マッサージ系サロン | Instagram 1万フォロワー / TikTok 5,000フォロワー | 月間再生数750万回超え、採用問い合わせ80件超 |
どちらの案件も、動画をたくさん出すことより「見た人が応募したくなる導線」を設計したことが成果のポイントでした。
料金プラン
| プラン | 月額 | 投稿本数 |
|---|---|---|
| Aプラン | 月額30万円 | 6投稿/月 |
| Bプラン | 月額45万円 | 10投稿/月 |
| Cプラン | 月額55万円 | 12投稿/月 |
不動産、建設業、製造業、医療・美容系、飲食店、警備系など、幅広い業界での支援実績があります。自社の業界でも成果が出るか気になる方は、お気軽にご相談ください。
そもそも外注すべきか迷っている方は、採用SNSは外注すべき?で内製との違いやメリット・デメリットを確認してみてください。
よくある質問
Q. 採用SNSの運用は、自社でやるのと外注するのとどちらがいいですか?
社内に企画・撮影・編集を継続できる担当者がいれば、自社運用でも始められます。担当者がいない、または立ち上げを早く進めたい場合は、最初の6ヶ月ほどを外注し、ノウハウを社内にためる方法もおすすめです。
Q. 代行会社に依頼すると、社員は撮影に協力しなくていいですか?
採用SNSは社員が主役になるため、撮影への協力は必要です。ただし、台本や段取りを代行会社が用意すれば、社員の負担は撮影当日の数時間程度に抑えられることが多いです。
Q. 成果が出るまでどのくらいかかりますか?
媒体や発信内容によって異なりますが、最低でも3〜6ヶ月は続ける前提で考えましょう。最初の数ヶ月は再生数や保存数の伸びを見ながら、応募数・問い合わせ数の変化を追っていきます。
Q. 採用SNSの投稿に、求人の条件は書く必要がありますか?
SNSで直接労働者を募集する投稿では、厚生労働省のリーフレットで「氏名(名称)・住所・連絡先・業務内容・就業場所・賃金」の6情報を記載する必要があるとされています。会社紹介の投稿と募集の投稿を分け、募集の投稿には6情報を載せる運用にしておくと安心です。
Q. 途中で代行会社を変えることはできますか?
契約期間を満たしていれば、多くの場合は変更できます。そのためにも、アカウントは自社名義で作り、撮影した動画を契約後も使えるかを最初に確認しておきましょう。運用の記録やレポートを手元に残しておくと、次の会社への引き継ぎもスムーズです。
まとめ:採用の成果で話せる代行会社を選ぼう
採用SNS運用代行は「投稿の上手さ」より「採用の成果で話せるか」で選ぶのがポイントです。
- 採用SNS運用代行は、応募・問い合わせをゴールにSNS運用を任せるサービス
- 比較ポイントは「採用の実績・KPI設計・企画と撮影・導線設計・表示ルールへの配慮」の5つ
- 見積もりは金額より業務範囲と別料金の有無を確認する
- アカウントは自社名義で作り、素材の権利も契約で確認する
- 依頼前に「採用目標・社内体制・応募の受け皿」を決めておく
「どこまで任せればいいかわからない」「自社に合う進め方を相談したい」という方は、お気軽にご相談ください。問い合わせ200件超を生んだ運用ノウハウをもとに、貴社の採用課題に合った進め方をご提案します。SNS採用の全体像はSNS採用とは?主要5媒体の比較・メリット・成功事例まで完全ガイドもあわせてご覧ください。
参考情報(2026年10月30日確認)
株式会社Add Value 代表
企業ごとに施策を変えながら採用の成果にコミットするSNS運用代行会社を経営。Instagram・TikTok・採用媒体・Threads・YouTube・Meta広告・簡易採用LPまで対応し、約20案件を並行支援。警備会社のSNS採用で問い合わせ200件超、支援先の月間再生数は1,000万回超えなどの実績を持つ。


