TikTok運用代行の選び方|費用相場と比較ポイント

「TikTokを始めたいけれど、社内に動画を作れる人がいない」「運用代行の会社が多すぎて、どこに頼めばいいのかわからない」──そんなお悩みはありませんか。

TikTok運用代行とは、TikTokアカウントの企画・撮影・編集・投稿・分析を、外部の専門会社にまとめて任せるサービスです。この記事では、頼める業務の範囲、費用相場、比較ポイント5つ、採用目的で依頼するときの注意点、発注前のチェックリストまでを解説します。外注先を比べている方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の要点

  • TikTok運用代行には、アカウント設計から分析・改善までを任せられる
  • 費用は「企画と撮影をどちらがやるか」で大きく変わり、月数万円〜50万円以上まで幅がある
  • 比べるときは再生数ではなく、目的に近い成果(問い合わせ・応募)の実績を見る
  • 採用目的なら、応募までの導線と社員出演の進め方まで確認する
  • 発注前に、アカウントの持ち主・PR表記・音源のルールを確かめておく
目次

TikTok運用代行とは?頼める業務の範囲

TikTok運用代行に頼めるのは、アカウント設計・企画・撮影編集・投稿・分析の5つが中心です。どこまで任せるかは会社ごとに選べます。

アカウント設計・企画台本・撮影編集・投稿とコメント対応・分析改善というTikTok運用代行に頼める5つの業務を並べた図解スライド

図のとおり、運用代行の業務は「方針を決める」「動画を作る」「出して振り返る」の流れでつながっています。それぞれの中身は次のとおりです。

業務主な内容自社で用意すること
アカウント設計目的・ターゲット・投稿方針・プロフィールを決める事業や採用の目標、伝えたい強み
企画・台本毎月の投稿テーマ、動画の構成とセリフを作る企画の確認・社内のネタ出し
撮影・編集現場での撮影、カット・テロップ・音源の調整撮影場所と出演者の調整
投稿・コメント対応投稿作業、コメントやDMへの返信返答ルールの確認
分析・改善再生数や問い合わせを集計し、翌月の企画に反映する問い合わせ・応募数の共有

このほか、TikTok広告の運用やインフルエンサーへの依頼までまとめて対応する会社もあります。運用代行は「動画を作ってもらうサービス」ではなく、成果を出すまでの仕組みづくりを任せるサービスと考えると選びやすくなります。

TikTok運用代行の費用相場はいくら?

TikTok運用代行の費用は、投稿・編集だけなら月数万円〜10万円程度、企画から撮影まで任せると月30万〜60万円程度が目安です。金額の差は、企画と撮影を自社と代行会社のどちらが担うかでほぼ決まります。

投稿編集中心は月数万円から10万円程度、企画から撮影込みは月30万から60万円程度、広告まで含むと月50万円からというTikTok運用代行の費用の目安を比較した図解スライド
依頼する範囲月額の目安向いている会社
投稿・編集中心月数万円〜10万円程度社内で撮影できる人がいて、編集の手間だけ減らしたい
企画〜撮影込み月30万〜60万円程度社内にSNSの担当者や時間がなく、一貫して任せたい
広告まで含む月50万円〜運用に加えて、TikTok広告で届く人数も増やしたい

上の金額は、業務範囲ごとの一般的な目安です。実際の見積もりは、月の投稿本数・撮影日数・動画の長さ・出演者の手配などで変わります。SNS全般の料金の内訳はSNS運用代行の費用相場で詳しく解説しています。

弊社の料金

株式会社Add Valueは、企業ごとに施策を変えながら採用の成果にコミットするSNS運用代行会社です。TikTokの運用では、企画から撮影・編集・投稿・分析までお受けしています。大枠のプランをもとに、初回MTGとヒアリングシートの回答を踏まえてカスタマイズし、認識をすり合わせてから運用を始めます。料金は次のとおりです(契約期間6ヶ月〜。動画の内容・工数・媒体数により変動します)。

プラン月額投稿本数
Aプラン30万円6投稿/月
Bプラン45万円10投稿/月
Cプラン55万円12投稿/月

見積もりを比べるときは、月額だけでなく「1本あたりに何が含まれているか」をそろえて比べるのがコツです。

TikTok運用をどこまで任せるべきか、迷っていませんか?

目的と社内体制をうかがい、必要な依頼範囲と費用感を整理してご提案します。

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TikTok運用代行の選び方|比較すべき5つのポイント

TikTok運用代行を選ぶときは、「目的に近い実績」と「どこまで任せられるか」を最初に確認します。比較の観点は次の5つです。

目的に近い実績・企画と撮影の範囲・成果の報告方法・担当者との連絡・契約条件とアカウントの持ち主というTikTok運用代行を比べる5つのポイントの図解スライド

1. 目的に近い実績があるか

再生数の実績が大きくても、問い合わせや応募につながったかどうかは別の話です。集客なら来店や購入、採用なら応募の数字まで聞いてみましょう。同じ業界や近い職種の実績があると、企画の立ち上がりが早くなります。

2. 企画と撮影をどこまで任せられるか

月の投稿本数、撮影日数、修正できる回数を確認します。「企画は自社で考えてください」という契約だと、社内の負担はあまり減りません。誰が何をするかを表にして比べると、抜けが見つかります。

3. 成果をどの数字で報告するか

KPI(目標までの途中経過を測る指標)を、再生数だけでなくプロフィールへのアクセス→リンクのクリック→問い合わせの順で見てくれるかが大切です。月次レポートの見本を見せてもらうと、分析の深さがわかります。

4. 担当者と連絡の取りやすさ

定例会議の頻度、連絡の窓口、返信までの時間を確認しましょう。TikTokは流行の移り変わりが速いため、相談してすぐ企画に反映できる体制かどうかで成果に差が出ます。

5. 契約条件とアカウントの持ち主

最低契約期間、解約の条件、アカウントと動画データの持ち主を確認します。解約後もアカウントと動画が自社に残る契約にしておくと、積み上げた投稿がむだになりません。会社のタイプ別の選び方はSNS運用代行会社の選び方もあわせてご覧ください。

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TikTok運用代行のメリット・デメリットは?

TikTok運用代行の一番のメリットは、ノウハウのある会社が企画から改善までを回すので、立ち上げが早いことです。一方で、費用がかかり、社内にノウハウが残りにくいというデメリットもあります。

メリットデメリット
企画・撮影・編集の手間を社内で抱えなくてよい月額の費用がかかる(自社運用より高くなる)
伸びる動画の型や流行をふまえた企画ができる任せきりだと社内にノウハウが残りにくい
数値の分析と改善を定期的に回せる撮影の日程調整や出演など、社内の協力は必要

向いているのは、社内にSNSの担当者や時間がなく、早く成果を出したい会社です。反対に、社内に動画を作れる人がいて、本数も少なくてよい場合は、自社運用で始めて編集だけを外注するほうが費用を抑えられます。

総務省情報通信政策研究所の「令和7年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(2025年12月1〜7日・13〜79歳の1,800人)では、TikTokの利用率は全年代で36.7%でした。利用者が多い分、投稿の数も多く、継続して出し続ける体制づくりが成果の分かれ目になります。

採用目的でTikTok運用代行を選ぶなら追加で確認すること

採用目的でTikTokを外注するなら、応募までの導線と社員出演の進め方まで相談できる会社を選びます。集客と採用では、伝える相手も成果の数字も違うためです。

集客目的はお客様を増やすことが成果、採用目的は応募者を増やすことが成果で、採用では社員出演と応募導線が必要になる違いを比較した図解スライド

図のように、集客目的では商品やお店の魅力を伝えて来店・購入を増やします。採用目的では、職場の雰囲気と働く人を伝えて応募を増やします。採用で依頼するときは、次の3点も確認しましょう。

  • 応募導線:プロフィールから採用ページ・応募フォームまでをどうつなぐか
  • 社員出演:出演する社員への説明や了解のとり方、撮影の段取り
  • 成果の数字:再生数ではなく、応募・問い合わせ・面接数で振り返るか

弊社が支援した警備会社では、ショート動画の企画・投稿設計から問い合わせ導線の設計までを行い、TikTok 15万フォロワー・月間再生数1,000万回超え・採用問い合わせ200件超につながりました。再生されることと応募が来ることは別なので、導線まで設計できるかを必ず確かめてください。TikTok採用の全体像はTikTok採用とは?、再生数と応募の違いはTikTok採用でバズっても応募が来ない理由で解説しています。採用に強い代行会社の比べ方は採用に強いSNS運用代行の選び方もご覧ください。

TikTok運用代行の発注前チェックリスト

発注前に確認しておきたいのは、目的・社内体制・見積もりの内訳・アカウントの持ち主・ルールの5点です。

目的と目標・社内窓口と撮影協力者・見積もりの内訳・アカウントの持ち主・PR表記と音源のルールを確認するTikTok運用代行の発注前チェックリストの図解スライド
  • 目的(認知・問い合わせ・応募)と、目標の数字を決めたか
  • 社内の窓口と、撮影に協力してくれる人を決めたか
  • 見積もりに、投稿本数・撮影・編集・分析・広告費の扱いが書かれているか
  • アカウントのログイン情報と動画データが自社に残る契約か
  • PR表記と音源のルールを確認したか

ステマ規制と商用音楽ライブラリに注意

消費者庁によると、2023年10月1日から、広告であることを隠したステルスマーケティングは景品表示法違反になりました。インフルエンサーなどに依頼した投稿も広告にあたり、規制の対象は広告主である事業者です。外部のクリエイターに投稿を頼むときは、PRであることがわかる表示を入れましょう。

また、TikTokビジネスヘルプセンターの「商用音楽ライブラリ」では、一般の音楽ライブラリは商用利用できず、企業の投稿や広告では商用音楽ライブラリの楽曲を使うよう案内されています。流行の音源をそのまま使わない運用ルールを、代行会社と最初に共有しておくと安心です。

TikTok運用代行でよくある質問

Q. TikTok運用代行の費用はいくらですか?

A. 依頼する範囲によって変わります。投稿・編集中心なら月数万円〜10万円程度、企画から撮影まで任せると月30万〜60万円程度、広告運用まで含むと月50万円〜が目安です。

Q. TikTok運用代行はどこまで任せられますか?

A. アカウント設計、企画・台本、撮影・編集、投稿・コメント対応、分析・改善まで任せられます。撮影場所の調整や出演者の協力など、社内で用意することもあります。

Q. TikTok運用代行を選ぶときに一番大切なことは何ですか?

A. 目的に近い成果の実績があるかを確認することです。再生数だけでなく、問い合わせや応募につながった実績があるかを聞いてみましょう。

Q. 採用目的でもTikTok運用代行は使えますか?

A. 使えます。採用目的の場合は、プロフィールから応募フォームまでの導線と、社員出演の進め方まで相談できる会社を選ぶのがおすすめです。

Q. TikTokの企業アカウントで流行の音源は使えますか?

A. TikTokビジネスヘルプセンターでは、一般の音楽ライブラリは商用利用できず、企業の投稿や広告では商用音楽ライブラリの楽曲を使うよう案内されています。

自社運用と代行の費用を総額で比べたい方は、TikTok採用の費用はいくら?もご覧ください。Instagramの外注先を探している方はInstagram運用代行の選び方で解説しています。

まとめ:TikTok運用代行は「目的に近い成果」で選ぼう

  • TikTok運用代行には、アカウント設計から分析・改善までを任せられる
  • 費用は、投稿・編集中心で月数万円〜10万円程度、企画〜撮影込みで月30万〜60万円程度が目安
  • 比較は目的に近い成果の実績と、任せられる範囲を中心に行う
  • 採用目的なら、応募導線と社員出演の進め方まで確認する
  • アカウントの持ち主・PR表記・音源のルールは発注前に決めておく

「自社にはどの範囲の依頼が合うのか知りたい」「採用目的でTikTokを始めたい」という方は、お気軽にご相談ください。SNSを採用に使う意味から整理したい方は、採用にSNS活用が必要な理由もあわせてご覧ください。

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監修者 佐々木啓吾

監修:佐々木啓吾

株式会社Add Value 代表

企業ごとに施策を変えながら採用の成果にコミットするSNS運用代行会社を経営。Instagram・TikTok・採用媒体・Threads・YouTube・Meta広告・簡易採用LPまで対応し、約20案件を並行支援。警備会社のSNS採用で問い合わせ200件超、支援先の月間再生数は1,000万回超えなどの実績を持つ。

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